3:振り込め詐欺について

2004年より、従来の架空請求等の不正な料金請求詐欺を総じて『振り込め詐欺』と呼ぶ様になりました。細分化すれば電話やメール、郵便などその手口は様々ですが最終的には金銭を振り込ませる事で騙し取ると云う点で共通しています。
本来であれば『オレオレ詐欺』の類もこの振り込め詐欺に含まれるのですが、ここでは出会い系・アダルトサイトでのケースを例に挙げてみます。

・サイトの入り口や画像サンプルを表示した時点で入会とみなし課金。
・無料サイトに見せかけておき登録完了と同時に料金を請求。
・退会時に事務手数料として高額な料金を請求。
・会員データ維持(管理)費用と称して料金を請求。
・サイトからログアウトしていない為、接続料が掛かっていると請求。


サイトの入り口や画像サンプルを表示したらそのまま会員登録が完了して料金請求ページに飛ばされてしまったという『ワンクリック詐欺』や、 表向き無料サイトと謳っていていざ登録してみると『無料なのは会員登録(またはサイト利用料)のみで実際は料金の請求がされる』というのが典型的な手口です。

更にサイトを退会しようとすると『退会に関する事務手数料』という名目で料金請求ページに飛ばす事も。これについてはSPAMメールを併用し『現在サイトに仮登録の状態ですので本登録を行い、退会処理を行って下さい』と促し強制的に課金させてしまう手口が一時期猛威を振るっていました。このSPAMメールを併用した別の手口としては、退会処理手数料と同じく『仮登録中のデータを保持している為、データ管理維持費が掛かります』と直接請求してくる場合もあります。

サイトからログアウトしていない為、接続料が常に課金され続けていると支払いを促す点についても同様、本来であればありえない事でもそれが判らない人にとっては言い掛かりを付けるには充分なネタとなります。

Check!!
@振り込め詐欺とは、言い掛かりを付け金銭を振り込ませ騙し取る事です。
ASPAMメールから間接的に振り込め詐欺に発展するケースも多々あり。
B杓子定規で計るとキリが無いので理不尽な請求のみに焦点を当てる事。
C自宅や職場へ行き回収、訴訟(裁判)は振り込め詐欺の決まり文句。

また、入金が無ければ悪質会員として通報、回収業者に依頼して自宅や職場への訪問回収、更には小額訴訟を初めとする裁判を起こす等と注意書きをし、利用者の不安を一層駆り立てるのも振り込め詐欺の典型的な手口と云えます。

とかく確実に云えるのは『パターンはひとつでは無い』と云う事です。最終的に振り込ませて金銭を騙し取るのが目的ですので、途中の過程は常に流動的で当たり前。杓子定規で計らずに、肝心な部分(理不尽な請求)に焦点を当てて冷静に考えれば、逆にこれだけ判りやすい詐欺も珍しいと云えます。