たんけん夜の街

女衒のババア
『出会い系は割り切り(援助交際)ばっかじゃん!』
なんて思ってるそこの貴方!確かに掲示板で募集してる女性は沢山居るけど現実はそんなに甘くない訳で、お金は要り用なんだけど誰からもお誘いが掛からない…そんな女性の方も意外と多かったりするものです。

そりゃそうだよね。出会い系でバンバン割り切りの募集出してるのは半数近くは素人女性を装ったデリヘル業者だったりするんだから。出会い系にまで風俗業者がひしめき合ってりゃ個人で割り切り希望してる人なんか、そりゃ埋もれてしまって当たり前。

それでいてデリヘルだろうと個人だろうとホテル代まで合わせたら確実に2〜3万は掛かるとなれば、ソープで7〜80分コースでも選べば至れり尽くせりのサービスまで受けられる上にお釣りまで来る。風俗産業に恵まれない地域ならともかく、ある程度都会になればどんなゲテモノが来るか判らない割り切りで冒険を冒す必要はどこにも無い訳です。

…と、どうでも良い心の叫びは置いといて。

その日は珍しく早い段階から面接まで持っていく事が出来ました。
たまにこんな事があるので馬鹿にできないですね。

その帰り道での出来事。
博多で働いている友人と飯でも食おうという話になったので合流しようと博多駅の博多口を出て道路を渡った某銀行の裏にある仄暗い通りをボチボチ歩いていた時、そいつは突然声を掛けてきた。

見るからに齢70はゆうに超えているであろう腰の曲がりきった白髪の老婆。

『こんばんは。今日は博多に遊びに来たの?』

なんだこのババア藪から棒に。

確かにその通りだが今はもう遊び終わって今度は友人と合流する為に移動してると伝えると一瞬だけ残念そうな顔をして、それから機関銃の様な営業トークでの売り込みが始まった。

話の内容としては『自分は遊ばせてくれる女性を何人か抱えてていつでも呼び出す事が出来る。貴殿もちょっと遊んでいかないか』…って事なのですが、何ともそのトークが面白くてたまらない。
この面白さの1割でもここで伝える文章力があれば、今頃私はベストセラー作家にでもなれたかも知れないだけに少々残念ではありますが。

『ちょうど今日、新しい子が入ったんだけどムードがあって抱き心地の良い人妻なんよ』

何だよムードって。
前時代的なカストリ雑誌のグラビア飾る様なな単語使いやがってこのババア。

ここまで来ると、遊ぶ云々よりそのババアに否が応でも興味を持たずにはいられない私。

遊ぶとしたら女の子に幾ら払えばいいのかと訊くと、それは相手の女性との交渉次第らしく1万で良いって子も居れば1.5万で良いって子も居るらしく。更に相手を気に入れば連絡先を教えて合って次からは自由に会ってもOKの様で(…とはいえ金は毎回取られるのでしょうけど)

…んでバアさん、アンタそこから幾らが懐に入るんだ?
と訊くと、それはもう気持ち程度との事。
1000円でも2000円でも貰えれば充分で、昔は自分で客を取ってたけど今はもうこの年だからねぇ…と。昔っていつの時代なのかが微妙に気になりますね。戦後間もなくとか?みたいな。

気が付けば一時間近く立ち話をしていました。さすが亀の甲より年の功と申しましょうか、見ず知らずの人間を一時間も自分のペースに巻き込み続けるとは恐れ入ります。

どちらにしても今日はこれから友人と飯行くから後日で良ければ…と言うと、ではいつでも良いから電話をくれと渡された一枚の名刺。

『お兄さんから電話って判る様に名前を"葡萄さん"って事にして言ってくれれば良いから』

なんだよ葡萄って。
即興で考えるにも程がある。
でも、みかんって名前も即興で考えたものだから人の事は言えないのですけどね。ウヒヒ。

その名刺がコレ


すごいねコレ。手書きだよ蛍光ペンで。この雰囲気、皆さんに伝わってますか?

ってゆうか数字の0がハートだよ!
今時風俗や水商売の子だってきちんとした名刺ぐらい作ってるものなんだけど、何もかも前時代的だなオイ…と思わずに居られない雰囲気が少しだけ心地よかったりする訳で。

その場はとりあえず別れ、友人と合流してその話をしたら面白そうだって事だったので早速電話を掛けてみると『最終バスが出てしまうからオバアちゃんもう帰ってしまったよ』と切ない回答。
やってる事はありえないほど違法なのに営業時間は健全なのな。

いずれまた電話して潜入レポートでもしてみようと思います。

カテゴリTOP
HOME
出会い攻略&詐欺対策ポータル