たんけん夜の街

美人局体験記(後)
※この記事は『美人局体験記(前)』の続きです。


翌日午前11時。知らない番号から電話が掛かってきました。

『ホテル○○ですが料金をそちらに払って貰う様に言われてますのでお電話させて頂いたのですが』
…さっぱり意味が判らないのですが。

詳しく話を聞くと、男3人組と若い女の子が数日前から宿泊しているのだが料金を全く払ってくれない。ホテルとしてもこれ以上は困るので先ずは清算して欲しいと申し立てた所、こいつが払ってくれるからと私の携帯の番号を渡されたと言うのだ。
なるほど昨日の連中だな、と。

当然、私には宿泊料を面倒見る義理も無ければ義務も無いのでホテルの人に昨夜の事情を話し、私は一切関係ないからと電話を切りましたが、すると今度は1分もしない内に昨夜の女の子の携帯番号から着信。出ると男の声で『残りの金を早く持って来い』と言ってます。

ここでピンと来た訳で。

つまりこの3人組+女は実は他所の土地からの流れ者で、日々を過ごす金も無くなってしまい生活費を稼ぐ為に美人局をやっていたのではないだろうかと。今の電話の口ぶりからしても相当焦りが感じられた辺り、ほぼ間違い無いだろうと。
じゃあ少々仕返しをしてやるかと別の知人のつてで刑事課の人を紹介して貰い昨夜の友人を連れ警察署へ被害届を提出しに行きました。

多少細かい事情も聞かれましたが最終的には金を渡しているので恐喝と窃盗、ホテルの無銭宿泊も重なり事件性があると判断しすぐ調査に乗り出してくれる事に。当然、17歳の女の子と割り切りで会う約束をして今回の事件になった事も正直に話しましたが、刑事の人曰くそんな事はどうでもいい、と(現在の様に厳しくなかった時代の話です)。多少のお叱りは受けましたが未遂という事もありお咎め無しの方向で片付きました。

とりあえず3人を呼び出そうと刑事の人に云われ、昨夜の女の子の携帯に電話を掛け『金の工面が出来たから○時に○○まで来て欲しい』と告げ、警官を配備して貰いそのまま私達は現場に向かわず一旦帰宅しました。

そして後日。

警察署の方から3人組を捕まえたから面通し(本人かどうかを確認)に来てくれと連絡があったので足を運び、間違いなく本人である事をマジックミラー越しに確認しました。結局待ち合わせの場所に3人組は現れなかったものの無銭宿泊していたホテルの監視カメラに映っていた事もあり、3人組が利用したタクシー会社からの情報も合わせて意外とあっけなく御用になった様です。やはり私の思った通り隣の県から夜逃げ同然で流れてきていたらしく、余罪もありそうとの事。
刑事の人から改めて今後は気をつける様にと釘を刺され、ちょっと懲り懲りしながら警察署を後にしました。

この一件以来、友人はテレクラを使うのをきっぱりと辞め地道に出会い系で…という戦略に変更。私も一人でテレクラに行っても面白くないので自然と出会い系メインになってしまい現在に至る訳です。

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